この記事はアルガンエキスの効果を説明するための補足情報になります。
肌に備わる幹細胞「真皮幹細胞」が持つ働きと「活性酸素」がもたらす危険について、あなたにお伝えしましょう。
「え?しんぴかんさいぼう?かっせいさんそ?・・・なにそれ?」
「真皮幹細胞」と「活性酸素」とはなにかを説明するために、まずは「幹細胞」についてご説明します!
「幹細胞」ってなに?
「幹細胞」はある2つの能力を持つ細胞のことです。
・自己複製化:自分の細胞のコピーを作り出せる。
・分化:更に異なった能力を持つ細胞を生み出せる。
ぼくらが怪我をしても自分で治癒できるのは、この幹細胞の働きのおかげです!実はあの有名な”iPS細胞”も幹細胞の仕組みを利用した細胞研究なんですよ(*^^*)
人の肌に備わる幹細胞の話
「幹細胞についてはわかったけど、なんの話でしたっけ?」
幹細胞について理解してもらえたところで、次に「人の肌に備わる幹細胞」のお話をしていきます。人の肌は大きく”表皮”と”真皮”に別れます。
表皮とは表面に厚さ約0.2mmで存在する薄い膜で肌を保護する役割をもった部分です。
真皮は厚さ約2mmで表皮の下に存在し、肌の弾力やハリを保つ【コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸】で構成された部分です。
それぞれ幹細胞を持ち、その働きも違いがあります。
・真皮幹細胞:線維芽細胞(せんいがさいぼう)を生み出し、【コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸】を作りだす。
・表皮幹細胞:肌の表面を覆う”表皮角化細胞”を生み出す。この細胞がドンドン新しい肌を生み出すことでターンオーバーしていく。
上の動画がかなりわかりやすく真皮幹細胞と線維芽細胞について説明してくれてますので参考にどうぞ(*^^*)
真皮幹細胞が生みだす線維芽細胞は、真皮を構成する美肌3大要素【コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸】の”元”!ということですね。
コラーゲンは真皮の中でアミアミ状に広がっていて、その間を絡みつく筋のような役割を持つのが伸縮性と弾力性を備えるエラスチンです。そしてアミアミのすき間をゼリー状のヒアルロン酸が埋めることで真皮を支えています。
バネのすき間にゼリーを詰め込みました!状態のものが”真皮”です。このバネの上に乗っかているのが”表皮”ということになりますね。
この3つの要素が不足すると、当然バネの強度も落ちて肌を支えることが出来なくなります。これが肌のシワやたるみの原因です。
不足させないためには”線維芽細胞にたくさんコラーゲンやエラスチンを作ってもらわなきゃいけません”が、それを邪魔するのが遂に登場する”活性酸素”です。
肌の大敵!活性酸素について
活性酸素はコラーゲンを作る働き(線維芽細胞)を弱め、シミの原因となるメラニン量を増やしたり、肌を酸化(老化)させるとても危険なやつです。
もともとは紫外線から肌を守るために生成されるのが活性酸素。活性酸素のもつ強力な酸化作用が身体の中に入ってきた有害物質や菌を殺していきます。これがないと紫外線が肌を通過して、光老化(シミ・シワ・たるみ)や肌焼けを引き起こすのです。
しかし、あまりにも殺菌力が強すぎる活性酸素は、増えすぎると健康な細胞にも酸化作用を働かせてしまいます。その結果、シミを生む原因となる”過酸化脂質”が作り出されたり、コラーゲンやエラスチンが酸化することで肌から潤い・ハリが失われて、シワができやすい肌に変化してしまうのです。
どうしたらいいの?そんな時に活躍するのが”アルガンエキス”です!
アルガンエキスはこの活性酸素を除去する”抗酸化物質”、ビタミンEの一種であるγ(ガンマ)-トコフェノールを多く含んでいます。アルガンエキスで活性酸素による酸化を抑制できれば、肌は老化せずに健康な状態を保つことが出来ます。
アルガンエキスの元であるアルガンツリーは別名”鉄の木”と呼ばれています。なぜかと言うと、7年ものあいだ雨が降らなかった土地でも枯れなかった強い生命力を持つ木だからです。その強さの秘訣の一つがこの豊富なビタミンEをもつためです。
このように肌にとても危険な活性酸素を抑制する成分”アルガンエキス”を配合しているのが『すこやか地肌』の頭皮専用美容液とシャンプーです。
販売元のMEJの公式ホームページから商品の詳細を見ることが出来ます。気になる人は見てみてくださいね(*^^*)